メモ・2021年4月・南西シフト関連
4月 4日(日)《報道》
「〈離島防衛の切り札〉ステルス戦闘機F35B、宮崎・新田原基地に配備へ」(読売新聞)
…政府は、最新鋭ステルス戦闘機「F35B」を宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地に配備する方針を固めた。今後、地元自治体などとの調整に着手し、2024年の運用開始を目指す。F35Bの自衛隊基地への配備は初めてだ。空母化の改修が予定される海上自衛隊の護衛艦「かが」との一体運用も視野に、中国に対する抑止力を強化したい考えだ。▶記事↓
4月 5日(月)
F35B配備地に宮崎・新田原基地が「有力な候補地」だと国が宮崎県に伝える。
4月 9日(金)《報道》
大型リゾート計画が再浮上 石垣市川平(八重山毎日新聞) ▶記事
4月16日(日)
菅首相、ホワイトハウスでバイデン米大統領と初の首脳会談 共同声明
…菅義偉首相は16日(日本時間17日)、バイデン米大統領との会談後の共同記者会見で、「台湾海峡の平和と安定の重要性については日米間で一致しており、今回改めてこのことを確認した」と話し中国をけん制した。
…台湾については、共同声明にも明記。日米首脳の共同文書で台湾に言及するのは、日中国交正常化前の1969年11月以来。
4月17日(土)
岸防衛大臣 与那国駐屯地(陸自)の視察
…中国を念頭に「南西地域の防衛体制の強化は引き続き極めて重要な課題だ」と強調した。「台湾を巡る問題は当事者間の直接の対話によって平和的に解決されることを期待する」とも語った。
▶防衛相「台湾の安定重要」 最西端の与那国島視察(日本経済新聞 4月17日)
4月18日(日)
岸防衛大臣 奄美大島所在部隊の視察
…視察は、中国の海洋進出を念頭に、態勢強化が進む南西防衛の状況確認が目的。岸防衛相は17日に沖縄県の陸上自衛隊与那国駐屯地を視察後、航空自衛隊 C―1輸送機で奄美入り。18日は、航空自衛隊奄美大島分屯基地(奄美市笠利町)、陸上自衛隊奄美駐屯地(奄美市名瀬大熊)、同瀬戸内分屯地(瀬戸内 町)、海上自衛隊奄美基地分遣隊(同)を視察した。
4月18日(日)
潮平正道さん死去 石垣島
…八重山戦争マラリアを語り継ぐ会会長の潮平正道さんが18日午後4時5分、病気療養中のところ石垣市内の病院で死去した。88歳。石垣市石垣出身。
…昨年は潮平さんの絵を収録した作品集「絵が語る八重山の戦争」(南山舎)が発行された。
4月18日(日)《報道》
石垣市スーパーシティ構想 新空港周辺をゾーニング ゴルフ、高齢者移住も(八重山毎日新聞)
…石垣市が15日付で内閣府に応募した「スーパーシティ型国家戦略特区」の概要が関係者への取材で分かった。拠点の一つ、新石垣空港周辺ではスポーツやアカデミー、ホテル、商業施設、住宅地域、ゴルフコース、高齢者移住地などのゾーンを設けている。
…石垣港では南ぬ浜町(新港地区)で主にイメージを描いている。外航大型客船や離島旅客船が来港できる立地的優位性に鑑み、リゾート観光拠点や国際交流エリア、地場産業振興エリアなどを設ける。
…空と海の2拠点のスーパーシティ構想で日本最南端の国際交流拠点を目指す。AIと大胆な規制改革によって自動運転、ドローン配送、キャッシュレス、医療、教育、自然エネルギー、自然環境、防犯などさまざまな分野の先端技術を組み合わせ…
…市の連携事業者は㈱プラネット社・アクセンチュア㈱・㈱隈研吾建築都市設計事務所の共同企業体。選定企業体と連携する構成事業者は51社に上る。 ▶記事
4月19日(月)《報道》
石垣島 新たに民有地3ヶ所 市有地加え計5ヶ所に 自衛隊宿舎(八重山毎日新聞)
…石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画をめぐり、沖縄防衛局が宿舎建設用地として民有地を取得した場所が登記簿などから分かった。大川1、登野城2の計3カ所、市有地を加えると計5カ所に宿舎が建設される予定だ。
…防衛局は、駐屯地以外の隊員宿舎として市街地に約170戸、駐屯地周辺に約30戸を計画する。 ▶記事
4月22日(木)
岸防衛大臣「中国は一歩ずつ侵略」発言
…岸大臣は22日夜、中国の海洋進出をめぐり、「目立たないところで一歩ずつ侵略し、最終的に全部変わっている状況をつくろうとしている」などと述べました。
…また、台湾が中国に統一された場合を念頭に「台湾が赤くなったら大変な状況の変化が起きるかもしれない」と述べ、有事への備えが必要だとしました。
…中国外務省・趙立堅報道官「これはまったくのでたらめで無責任極まりない発言だ。日本では、トランプ風の政治家が増えているようだ」
4月22日(木)《報道》
宮崎に日米仏共同訓練、F35B配備検討 背景は?(朝日新聞)
…日米仏共同訓練は5月11~17日に九州各地で計画され、霧島演習場では14~16日、陸自、米海兵隊、仏陸軍が輸送や市街地戦を想定した訓練をする見通しだ。
仏軍は国内の訓練に初参加となる。大西洋に面し、日本から1万キロも離れたフランスから遠路はるばるやって来る理由は何か。
…日本最西端の与那国島から大隅諸島まで1200キロにわたる南西諸島の軍事力を高め、中国を封じ込める――日米両国にはそんな狙いがある。南西諸島の後方に位置する新田原基地について、小西さんは「日米共同作戦の拠点としての性格を強めていくのは間違いない」とみている。▶記事
4月24日(土)《報道》
台湾海峡有事の法運用を本格検討 政府、対中配慮で慎重判断(共同通信)
…政府は、台湾海峡有事が発生した際の自衛隊活動に関わる法運用の本格的な検討に入った。菅義偉首相とバイデン米大統領による首脳会談で台湾情勢が主要議題 となった。安全保障関連法に基づく「重要影響事態」や「存立危機事態」、日本が直接攻撃される「武力攻撃事態」に該当するそれぞれの状況や、自衛隊の役割 を整理。必要な防衛力の強化を図る。実際の適用は中国に配慮し、慎重に判断する方針。複数の政府関係者が24日、明らかにした。
台湾有事の自衛隊活動に関しては、米軍などへの後方支援を行う重要影響事態か、集団的自衛権の行使を認める存立危機事態に該当するかどうかの判断が焦点となる。 ▶記事
4月25日(日)
宮古島 保良訓練場見学会…沖縄防衛局、地域住民のみ対象
…結局、今回の見学会、開催したという既成事実をつくれればよく、火薬に関してなど、はじめから回答する権限をもたない立場の方で説明をおこなったということなのでしょう。
4月28日(水)
米海兵隊の次期対艦兵器NMESISの無人発射車両が初公開
…4月28日(アメリカ東部標準時)、アメリカ海兵隊の次期主力装備となる対艦兵器「NMESIS(ネメシス)」が初めて公開されました。これは対艦ミサイルを無人車両に搭載するという、世界初の画期的な地対艦ミサイルシステムです。
…このNMESISこそがアメリカ海兵隊の新方針である対中国を想定した島嶼戦に対応した新装備です。島嶼に展開し攻撃し撤収を迅速に繰り返していきます。 対地ロケットや短距離弾道ミサイルと組み合わせて、島嶼に上陸した敵を攻撃しながら周囲の敵艦を対艦ミサイルで排除します。
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