2021年 １０月の保良ゲート前

着工から２年！

【２０２１年 １０月の保良ゲート前】

シーサーに監視カメラ？ ふざけるな！

　２０１９年１０月７日、宮古島保良でミサイル弾薬庫と射撃訓練場を備えた陸上自衛隊基地の建設工事着工。工事強行のその日から、ゲート前での抗議行動は始まった。座り込みや牛歩、抗議のスピーチやシュプレヒコール。一分一秒でも工事を遅らせようと、日曜日以外はほぼ毎日、雨の日も炎天下でも、工事の資材搬入が多かった頃は一日に５回でも６回でも、地元住民による抗議行動は繰り返された。

　２０２１年４月、「陸上自衛隊 保良訓練場」開設。開設はしたけれど、３棟計画中２棟の弾薬庫が完成したほかは、施設の大半は未完成。工事車両に混ざって、物々しい軍用車量・ミサイル車両が出入りするようになり、基地内での訓練が始まった。夜間訓練や、事前の説明に反する騒音を伴う訓練も行われるようになった。工事を遅らせるたたかいに、訓練への抗議、ミサイル・弾薬搬入への抗議行動が加わった。

　２０２１年１０月７日、ゲート前抗議行動は３年目に入った。奇しくもその日は、基地敷地内の土地の所有権に関する裁判の結審の日だった…

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　２４日には宮古島市議会議員選挙の投開票。月末には保良訓練場正門門柱のシーサー像の中に監視カメラが発見された２０２１年１０月、３年目の保良ゲート前…

…うたうたいのFujikoさん（埼玉県在住）は保良ゲート前行動のSNSグループに参加して、「保良だより（遠隔リポート）」を、保良の方々の許可を得てfacebookとtwitterに発表しています。

　↓以下、「保良だより」を〝毎月第一土曜日の島じまゆんたく〟でスライド上映するために２０２１年１０月分をまとめたものです（原文はFujikoさん／編集は石井杉戸）。