沖縄ゆんたくin草加2022の展示より②
宮古島 遠隔リポート Fujikoさんの「保良だより」より
2022年5月11日〜22日。
埼玉県草加市Cafe&Gallerlyのんので開催された「沖縄ゆんたくin草加」での展示
「琉球弧の島じまでつくられようとしている戦争のこと」
をここに再現します、のその②です。
①はコチラ▶石垣島・ミサイル基地建設現場の現状
▲2019年10月7日からほぼ毎日続けられている保良ゲート前抗議活動。少しでも実感してもらおうと、壁面いっぱいに画像を並べました。
ミサイル戦争態勢の最前線基地に仕立て上げられようとしている、琉球弧の島じま。ミサイル配備の主目的は、地対艦ミサイルによる海上/海峡封鎖です。
…中国の軍艦や貿易船を「第一列島線」と呼ばれる島々の外側に出さない、その内側でも自由に行動させない、この海域から排除する…そういうことがいつでも可能な態勢。脅威や危機を煽ってつくられようとしているのは、このような武力による経済封鎖も含む覇権維持・強化態勢であり、島々が、戦場として想定されています。(更に、日米の中距離ミサイルによる「中国本土攻撃」というオプションが加えられようとしています。)
海峡封鎖の最大のチョークポイントとされるのが宮古海峡(日本の領海ではない)で、この宮古海峡を挟んで向かい合うのが沖縄島と宮古島です。
沖縄島には陸自 勝連分屯地に、2023年をめどに地対艦ミサイル部隊が配備され、ミサイル連隊本部が置かれる計画です。
宮古島には2019年3月に陸自新基地「宮古島駐屯地」(千代田地区)が開設され、同年10月にはミサイル弾薬庫と射撃訓練場を備えた基地の建設が宮古島東部の保良で始まりました。
国は、宮古島住民の人としての尊厳を否定し、2019年10月7日に勝手に工事を始めました。地元住民を中心とするゲート前抗議行動も、この日から始まりました。
私たちは着工の約2ヵ月後の12月、初めて保良を訪れ、抗議行動に参加しました。その時出会った方からLINE「保良だより」に招待して頂き、LINE仲間に入ることに。
当時(2020年5月頃)、宮古島駐屯地(千代田)の抗議活動の様子・状況はfacebook等で知る事が出来ましたが、保良の状況は殆ど知る事が出来ませんでした。
LINEを通して保良の状況を少しずつ知る事となった私は、雨の日も、風の日も、1分1秒でも工事を遅らせようと、毎日毎日、保良ゲート前で抗議活動を続けている人達の事を、一人でも多くの人に知って貰いたい。
そして応援して貰いたい。
との思いがフツフツと沸いてきました。
コロナ禍で思うように身動きがとれず、年に何度か「島じまスタンディング」の仲間達と行っていた島じまにも中々行くことが出来ず、思いついたのが遠隔リポート「保良だより」でした。
これだったら何処にいても応援が出来るはず!!とLINE仲間の皆さんの了解を得て私の「保良だより」は始まりました。
Fujiko
これまでの643回(展示当時)の「保良だより」の一部を、編集してご紹介します。
原作:Fujiko、再編集:石井杉戸
写真 情報提供:下地博盛代表(ミサイル・弾薬庫反対住民の会)、下地薫さん、下地茜さん、R子さん、Y子さん、Sさん、Aさん、T子さん、Mさん、Uさん、Sちさん、Jさん、Oさん…
ほか、ゲート前のみなさん。
そして最近の
…新年度に入った2022年4月の「保良だより」より
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